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◆勝ち組・負け組（国連） 国連は、第二次世界大戦の「勝ち組」によって組織された機関である。したがって未来永劫、「負け組」へ転落してはならないことを謳っている。その後に加盟した日本などの「負け組」は当然、国連が存続する限り、その発言権や存在感については、不公平な扱いを受け続ける立場にある。 近隣のいわゆる勝ち組だと主張する諸国は、戦勝国の権利として例えば慰安婦や南京事件などの問題は敗戦国の悪行だと主張し続けている。国連においては、負け組は（超）少数派である。これらの問題の例は、勝ち組による負け組へのある種のヘイトスピーチないしはいじめであるとも指摘し得る。このように、国連がある限り、負け組日本は、このことに甘んじなければならない現状にあることを私共は肝に銘じておかなければならない。負け組日本は、国連に加盟している限り、例え「独立国だ」「軍隊を保持している」「平和を希求している」と意気込んでも、国際的には公平な扱い ‐ 真の意味での「独立国」の扱い ‐ は、認めてもらえないのである。 しかしながら、世界の先進国として認知され、それ相応の経済的水準を維持しているわが日本は、現状のさらなる向上に努めながら、世界の中で活躍して行かなければならない。世界の中で最も「社会主義的社会」の構築に成功しているわが国は、全体主義に陥ることなく、民主主義を旨とする国家社会を指向しつつ、「和（和の心）」を基とし、いろいろな思想哲学について、いわゆる「（神仏）習合思想」を体し、以て全ての地域・国家や民族の「共存共栄」に貢献することが、私共の果たすべき役割であろう。［守］ △参照：準拠思想哲学・習合 |